LPWAってなんだ？？
おはようございます！
寒くないですか？？まだ十月ですが冬の気配ですね。さすがの私もパンツ一丁で寝ることはなくなってきましたよ…。
じるさるたです。
IoTはもう皆さん知っている言葉ですよね！！でもふと思ったんですよ。家電とかにインターネット繋げてしまったら、ものすごい量の電力、そして通信料になってしまうのでは？？だとしたらそんなもの実用化できないやんけ！！
ていうことで、あらためてIoTに期待されている通信方式を調べてみました。それが
LPWA（Low Power Wide Area)
なんです。
LPWAとは？？
LPWAは複数ある通信手段の中で低コストで期待されているそうです。20年には世界で300億個のものがネットに繋がれていると予測されているそうですが、そのほとんどが通信頻度が低くて、1回にやり取りするデータ量が小さなセンサー類、たとえば水道や電気のメーター等だそうです。これらには大手通信キャリアが提供しているようなLTEなんてものは必要ありません。ましてや５Gなんて全然いりません。通信速度はぼちぼち、ただし電力消費が少なくって低コストのLPWAが適してます。
このLPWA、通信速度こそ携帯網の1000分の1だそうですが、普通の電池で数十年使えるうえに、超広域性（数キロ～数10キロレベル）が特徴で、年100円位で一回線が使用できるそうですよ。年100円てことは、月8.3円です。十分実用的ですね！！
LPWAは3種類が覇権争い中
LPWAは仏シグフォックス社の『SIGFOX』、米セムテック社の『LoRaWAN』この2つが先行していて、そこにスウェーデンのエリクソンや中国のファーウェイの『NB-IoT』が割り込もうという勢力図だそうですよ！
さらにこの勢力争いに3メガキャリア、他企業も乗っています。
日本企業のLPWA事業展開
NTTドコモ⇒子会社を通じシグフォックス社に出資。法人向けLoRaWANのパッケージサービス提供予定
ソフトバンク⇒LoRaWANの提供を既に開始している
KDDI⇒LoRaWAN、SIGFOXに取り組み、NB-IoTの商用化を目指す
京セラ⇒子会社でSIGFOXサービス開始。LPガス配送事業効率化ソリューションの実証開始
セコム⇒NTTドコモとタッグでLoRaWANを使用した『AEDオンライン管理サービス』の実証実験開始
西松建設⇒LPWAを利用した手軽で安価なインフラ監視クラウドシステムの運用実験を開始
LPWAのモジュールを提供してくれる企業は？
LPWAをそれぞれのモノに搭載するための部品と言えばいいのでしょうか？LPWAが本格的に普及するためには使うための部品の供給が必要ですよね。
シグフォックス対応無線モジュール開発をSMK〈6798〉が、『LoRaWAN』準拠通信モジュールのサンプル提供を新光商事〈8141〉が、そのテストをさくらインターネット〈3778〉が行っているそうですよ。
すでにいろんな企業が急拡大する予定のLPWA市場に参入しているんですねー。21年にはLPWAをつかった接続の売上高は10倍の規模になると予測されているとのことなので、チャンスをつかむため各企業いろいろやってますね！！
LPWAのキーワードでスクリーニングかけるのもいいかもしれませんね！
ご参考まで(｡･ω･)ﾉﾞ♪
