ビッグデータが変える医療の未来
おはようございます!!週末ゆっくりできましたか?
多少の憂鬱感はありますが、月末です。はりきっていきましょう!!
じるさるたです。
今日は米国で絶好調のビッグデータを用いた医療Drマッチングの話題から紹介していきます。
会社の名前は『グランド・ラウンズ』。ビッグデータを用いて、患者をベストな医師に引き合わせるサービスを行っています。保険請求のデータベース、診療実績を組み合わせた医師の評価を基に、全米医師の97%になる約70万人の医師をデータベース化。医師と患者の最初のマッチング及びセカンドオピニオンのマッチングを行っています。個人としてこれを利用する場合、医師の紹介が6万5千円、セカンドオピニオンは82万円と高額。主な対象は企業となっているようですね。高額ではありますが、最適なマッチングが行われれば、企業が拠出する医療費抑制につながるとの見込みがなされています。また、アメリカの医療制度は日本よりもよりシビアな環境にありますので、保険の種類によっては、医師が最適だとした治療への支払いが拒否されることもあります。しかしこのようなベストマッチングによるセカンドオピニオンでその治療の有用性が再確認されれば、一度拒否された治療内容でも、それを受けることが可能になるという患者側のメリットがありますね。
少し難しい話になってしまいましたが、簡単な話に戻しましょうか。
病は気からなんて申しますが、実際の治療でも、ただのうどん粉の塊を『よく効く薬だよ』なんて言って服薬すると、効果があることがあります。これをプラセボ効果といいます。少し話は違いますが、自分の性格に合う治療を受ける、自分のペースに合った薬剤を服薬する事自体が、治療に良い効果をもたらす場合も多いそうです。皆さんはどうですか??怖い先生がお好き?やさしい友達みたいな先生がお好き?バリバリの専門医がお好き?信頼できるお医者さんをマッチングしてくれるサービスが日本にあれば・・・と思いますよね。
アメリカでマッチングサービスが利用されつつある現状を考えると、すでに日本でもそんな動きがありそうですよね。近々そんなサービスの発表があるんじゃないでしょうか??
実際ビッグデータを医療に活かすことを考えている企業は既にあります。
日本システム技術〈4323〉PER15.05 PBR1.27 株価1348円
ソフト開発の会社ですが、医療ビッグデータの活用を事業の柱としています。
ケアネット〈2150〉PER45.73 PBR5.05 株価1530円
医師向け情報サイトの経営、製薬の営業支援の実施をしてますね。医師・医療従事者の幅広いデータベースを持っているはずです。
テクマトリックス〈3762〉PER20.52 PBR6.09 株価1654円
情報インフラの構築とアプリ開発の会社。医療、コールセンター関連クラウドで実績があります。
画像データ(X線画像等)の安全な共有に力を入れているそうです。
ファインデックス〈3649〉PER‐ PBR8.62 株価884円
愛媛を本拠地とした、医療システム会社です。診療所・病院等向けの医療用データ管理システム『クライオ』が主力。長期的に将来展望が期待されている会社のようです。
日本にも期待できそうな会社がたくさんありそうです。
バイオ関連企業も当たれば大きいですけども、私としては運頼みの部分が大きくあると思っています。であれば、医療関連ならシステム的な部分を追求していく会社のほうが成長できる計算ができるのではと考えています。
ご参考まで!
では(@^^)/~~~