減益でも株価上昇??自社株買いの効果
こんばんは。
NTTドコモの上期決算が発表されましたね。がやがや言われることの多いドコモですが、その結果や如何に???
じるさるたです。
結果から書いてしまうと年間計画に対し順調ではあるのですが、
営業収益23000億円+0.5%
営業利益5482憶円-6.3%
ということで、増収減益です。
第一クオーターでも似たようなものだったんですが、その時はどこまで下がるんだってくらいじわじわと下がり、掲示板を見ても殺伐としたものでした。
しかし!!今回は違うんです。今日の終値2701円に対し、PTS(時間外の証券取引のシステムです)で2775円(21時現在)をつけているとのこと。上げてますね~!!
なんで??
それはNTTドコモが大規模な自社株買いを発表したからなんです。その額なんと3000憶円、ドコモの発行株式におけるなんと3%に当たるそうです。かなりのインパクトですよ!!
先日EPSの仕組みをTKPの現状に合わせて紹介しましたね!(TKP〈3479〉をEPSで分析してみるを参照ください)EPSを上げるには①自社株買い②株式併合だと紹介しました。株主に対する対策で一番うれしいやつです。営業利益はおそらく株主の想定内だったのですが、この自社株買いはサプライズでした。それをうけてPTSが反応しているわけですね!!
実は、資産株としてのドコモは認めるのですが、先ほど書いたじわじわ下がった経験が嫌で、今日段階で2万ちょっと含み益があったので、売ってしまうか…という考えも浮かんでたんです。売らんでよかった~。まぁここは本当に配当貰いに言ってるので、よっぽどでない限り売りませんけどね!
株式市場はこんなサプライズもあります。毎日勉強になります!
それではまた(。・ω・)ノ゙♪