REIT崩壊のシナリオ

こんにちは！
肉食い過ぎたんでしょうね。頭の後ろにブツブツがたくさんできました...。

じるさるたです。
さて、今日は高還元でとっても魅力的なREITですが、危機が迫っている話をしたいと思います。

私もREITは５銘柄保有しております。総額120万くらいです。具体的にはイオンリート、まりもリート、ヘルスケア&メディカル、さくらリート、シニアリビングの５銘柄です。
投資活動をする上で、年間27万以上の配当金をもらうことに決めており、その中の78800円をこれらのリートから見込んでいます。割合にして29%、結構な割合ですので、崩れると帳尻あわせがかなり難しくなってしまいますね！

そのREIT陣に不吉な予感があります。
誤解なされないように。紙屑になるとか、配当金が減るとかの話ではありません。基準価格が減る、要は安くなってしまう可能性があるんです。配当は当然欲しいのですが、基準価格が30%減ったりすると、取り戻すのに何年かかるの？？という世界になってしまい、保有する意味が薄まります。

何故安くなっているか。それは
①昨日も書いた毎月分配型投信のうち、REITを扱っているファンドから資金流出があり、ファンドがREITを手放している
②その煽りを受けた銀行で、保有REITの損切りラインが迫っている(地方銀行等のREITの損切りラインは15%～30%とのことです)
以上二点が原因といわれています。
つまり、毎月分配型投信REITが不調。保有REITを手放す。価格が下落する。銀行の保有REITを損切りしなくてはならない現状が迫ってきた。という流れです。銀行が手放し始めると、また価格が下がり、個人投資家も手放しますよね。そこを海外の投資機関は狙ってるとの話もあるので、一時的に下がり、そのあと回復するのかもしれませんけどね...。でも元の基準まで戻る保証はどこにもないわけです。

考えなくては行けませんねー。私の保有するREITは所謂弱小REITで、人気のあるのはイオンリートくらいです。マリモは最近人気が出てきましたけども。更にヘルスケアREITという特殊なREITについては、その辺の影響は受けにくいとの判断もできなくはないです。しかし、REIT指数がガツンと下がればつられて下がることも考えなくてはいけないので、悩みますねー。

現段階で保有REITを処分すれば、頂いた配当とマリモとさくらのプラス分で50000円位のプラスになる予定ですが、個別に売買となると損切りを余儀なくされます。含み損益がプラスなのはマリモとさくらだけですので。特にイオンリートの下落が大きいです。年間の損益に大打撃というほどではありませんが、損切りは辛いですよね。数百円でもいいので、プラスにしたいですよ！！

危機感を持って早期の対策をするか、長期で、ほんとの長期で悠然と構えるか。少しの間悩んでみたいと思います。来年迄はREITで悩むことは無いかなと思ってたんですけどね。少し早めに決断の時が来たようですよ。

それではまた！( ´･ω･)シ